自らを奮い立たせる方法どうしてもやる気がないときってありますよね。
やる気がないからいつもダラダラしてしまい、勉強や仕事がうまくいかない…
ということも多いと思います。どうしてもやる気がでないとき、
自らを奮い立たせる方法をご紹介します。
■ 前提
まず、一番大事な前提として知っておいてほしいのが
「行動していないときにはやる気はでない」ということです。
脳には側坐核(そくざかく)という部分があります。
この側坐核が働き、脳内物資が出るとやる気がでてくるという
メカニズムになっています。しかし、この側坐核は、
「作業をすると活発に動き出す」という傾向にあります。
作業興奮と呼ばれたりしますが、興奮すると脳内物質がでるのです。
つまり、ものすごく簡単に言うと「行動するとやる気が出る」ということです。
やる気がなくても行動をしてしまえば、やる気がだんだん出てくるという
ことになります。しかし、「やる気がないから行動できない、
だからやる気が出ない」というのでダメなループに入ってしまうのです。
■ 改善方法
やる気を出すには、「無理矢理にでも行動する」ことが大事。
無理矢理に行動させる方法を紹介します。
・ STEP1
まずは、行動をするルールを決めます。ルールづけは何でもいいのですが、
「作業の前にすること」としておくのがいいでしょう。
ここでは「コップいっぱいの水を一気に飲む」などにします。
・ STEP2
そして、その作業ですることを明確にしておきます。
「勉強する」などではなく「この英単語帳の10ページから20ページまでを
50分で暗記する」などを決めます。あまり長時間かかるものにすると
だらけてしまうので、短時間で終わるものにしておくとよいでしょう。
・ STEP3
何かやる気を出したい作業のときに、STEP1で決めたルールを実行します。
例では「作業の前に水を一気に飲む」などをします。このルールは
何でもいいのですが、気軽にできて、特殊なものにしておきましょう。
その行動をしたらすぐに集中してやりたい作業をします。
・ STEP4
ルールを決めたら「最初の何回はすぐに行動をする」というのを心がけます。
最初はツライのですが、行動をすればやる気が出るので大丈夫です。
これを何度か繰り返すと「水を一気飲みすると行動する」という習慣づけが
できます。「やる気がでないな」というときに「水を飲めばなんとかなる」
と思えるようにもなります。
つまり「行動をしないとやる気がでないから、
無理矢理にでも行動するきっかけを作る」ということだけです。
「やる気がないときにただ行動をする」というのはつらいので、
何かきっかけを用意するのです。一度行動をしてしまえばやる気が出てくるはず。
ぜひ、試してみてくださいね!

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